疏水の見える書斎のある家

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  • 住 所:倉敷市
  • 構造・規模:木造2階建て
  • 敷地面積:237.00 ㎡
  • 延べ面積:104.40 ㎡ 31.58 坪
  • 竣 工:2011 年

敷地を探すことから一緒に始めました。
何件も土地を見て回っているときに、「川の流れを見ると、心が落ち着くんですよね。」とおっしゃったクライアントの言葉が印象的でした。
そして出会ったこの敷地。東西を疎水が流れる細長い敷地で、雑草が生い茂る土地を見て、「ここに家が建てれますか?」と尋ねられました。
たくさん一緒に見てきた土地のなかで、このクライアントのご要望にぴったりだと感じた私は「まさにここだと思いますよ」とお答えしました。
実は、私と出会う前にこの土地も見ていたそうですが、その時はここに家は建たないだろうと思ったそうです。
クライアントの住みたい場所、暮らしたい住まい。
その気持ちを最大限共有するには、土地探しからご一緒にさせていただきたいものだと深く思いました。
疎水にはさまれているおかげとでも言いましょうか、
玄関に面した通りは、近所の方が散歩に通られるくらいの人通りの少ない道。
目隠しに設けた格子が玄関扉を開けていても人目が気にならず、玄関土間を介してリビングに広がりをもたらしてくれます。
川の流れがふとしたところで目に入ってくれるように、窓を配置しました。
書斎はご主人専用のはずでしたが、ちょっとしたカフェのようにも使っていただけるように作りました。

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